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良性発作性頭位めまい症

良性発作性頭位めまい症

良性発作性頭位めまい症は、内耳が原因のめまいの中で最もよく見られるタイプです。寝返りを打つ、上を向く、顔を傾けるといった動作に伴って、ぐるぐる回るようなめまいが数十秒ほど続きます。内耳の中にある「耳石(じせき)」のかけらが三半規管の中に偶然入り込むことが原因で、若い方から高齢の方まで幅広い年齢層でみられます。

診断は、問診と各種検査から行います。聴力検査で難聴を伴うほかの病気でないかを確認し、特定の向きに頭を動かしたときにめまいが誘発されるか、眼の異常な動き(眼振)が見られるかを観察します。多くの場合、診察室での検査で診断が可能です。

治療

頭を動かして耳石のかけらを三半規管の中から追い出す「めまい体操(耳石置換法)」が基本となります。自宅でできる体操のやり方をお伝えしますが、体操中はめまいを伴うことが多く、無理のない範囲で行っていただきます。

多くの場合、めまいは数日から数週間で自然に軽快します。薬を併用することもありますが、これはめまいそのものを治すというよりも、吐き気やふらつきといったつらい症状をやわらげるために使われます。

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